病院の歴史
病院の歴史
▲昭和63年 撮影
▲新館玄関付近(撮影 S63.4)
昭和43年5月に、現在の大崎市古川に精神科の病院として医療法人社団清靖会 PFC HOSPITALは開業しました。
精神科というと暗いイメージを持たれる時代から、当時はそのイメージから脱却しようと民間病院が増えている環境の中での船出でした。「開放的雰囲気で且つ患者さん中心の医療を行う」という創立理念を掲げ、職員の育成はもとより、地域社会との関わりを大切に、精神科病院としての機能と役割を40数年にわたり努めてきました。
平成から令和の時代に時は変わり、現在では、精神科病院の中に人工透析室を整備し、透析治療を必要とする精神疾患や認知症の患者さんやご家族に寄り添いながら医療を提供しています。
人工透析室を整備して7年目を迎えます。今では、大崎市内はもちろんのこと、県内外の医療機関やご家族からもご相談やお問い合わせを頂けるくらい、透析治療には精神的ケアが必要であることを広く認知して頂くようになりました。
わたしたちは、病全体において「こころ」の視点から、患者さんとご家族を中心とし、地域資源としてその役割を果たし、地域に根ざした医療を提供することを目指し、これからも活動していきます。そして、時代が変わっても、創立当時の「患者さんを中心とした」医療を行うという理念は失うことなく実践し、その意思は連綿と病院の重要なファクターとして受け継いでいきます。