施設・部署のご案内

看護部門

当院看護部は4つの病棟の2単位と外来を合わせた3単位で構成されております。昭和43年開院以来、地域社会に根ざし、開放的な環境で明るさと患者さんとの相互信頼を大切にした看護を日々実践し現在に至っております。私たちは職業的倫理観を磨き、患者さんの人権を尊重し、治療環境の創造に努め、治療効果の高められる適切で安全な看護サービスを提供します。

基本方針

  • Point

    1

    各看護単位において、看護業務の特性、病棟構造、患者構成等を十分配慮し、患者さんの人権を尊重し、出来る限り開放的処遇のもとで個別看護援助を行って参ります。
  • Point

    2

    治療的環境の創造に努め、看護者―患者関係を信頼の満ちたものとし、患者さんの自発性と患者さん同士の相互作用を有効に活用して参ります。
  • Point

    3

    ご家族との連絡及び社会資源を有効に活用して、長期入院を予防して支援致します。
  • Point

    4

    患者さんの安全面に配慮し、事故防止に努めます。

外来

外来では、患者さんやご家族の方が安心して受診して頂けるよう支援させて頂いております。例えば、待合室では落ち着いた環境の中でお待ち頂けるよう、受付業務と連携を図っております。患者さんが会話しやすい雰囲気をつくると共に、相談・悩み事はよく傾聴するよう努めております。

また、外来には、患者さんと地域社会の架け橋という役割もあります。地域社会で長期間安定して過ごすことが出来るよう患者さんとの信頼関係を築き、コメディカルと連携を取りながら治療継続の支援をさせて頂いております。

優しい言葉と態度、気配りを忘れずに看護しましょうを合言葉として、患者さんのお役に立てることを誇りに思い日々努力しております。

  • 閉鎖病棟
    1-2病棟閉鎖病棟では多様な精神神経疾患や身体合併症の患者さんの治療が行われております。病棟の入り口には、鍵がかかっておりますが、患者さんの安全面に配慮し事故を防止するためのもので、病状が改善すれば外泊・外出はもちろん、開放病棟への転棟も考慮しております。精神保健福祉法のもと患者さんの人権を尊重した看護に努め、より良い入院生活が送れるように支援させて頂いております。
  • 開放病棟

    開放病棟では患者さんの自由を尊重する開放病棟です。内科や外科などの一般病棟と構造的にはさほど変わりはなく、夜間のみ、一般家庭と同じ程度の戸締りを行っております。入院生活がより治療的に行えるよう日常生活において、可能な限り制限をなくし開放的な環境のもとで、安全・安心に気を配り、患者さんとの信頼関係を深め、回復に向け治療を受けて頂いております。

    社会復帰を目指す回復期にある患者さんには、退院に向けての自立訓練も行って頂いております。

薬剤部門

私たち薬剤師は2名体制で、2病棟133床の入院患者さんの対応を行っています。
医師の発行した処方箋を基に薬剤を取り揃えたり、調合したりする業務を主で、薬剤が正しい量で処方されているか、重複や併用禁忌薬剤などがないかチェックします。 この時点で疑問があった場合は医師に確認を取り必要に応じて処方内容が変更となり、その対応をします。処方内容に問題がなければ処方箋、薬袋、お薬の説明書が自動で発行されます。
計数調剤、秤量調剤、分包調剤などを行い、最終的に薬剤が正しく調剤されているのかを監査し、 患者さんへ薬剤を安全にお渡しするという業務を行っています。

診療部門

放射線室

一般撮影装置とCT装置を完備することにより、結核や肺炎などの早期発見に寄与し、集団感染を未然に防ぎ、入院患者さんの安全な入院生活をバックアップしています。また、CT装置を用いることで、精神疾患だけではなく、全身的な器質的疾患についても留意して判断させて頂きます。アルツハイマー型認知症、脳腫瘍、脳梗塞、脳出血などやその他の臓器の疾患の発見の手助けとなります。

  • MRI検査

    最新の装置を導入しており、お子様やご高齢の方、閉所恐怖症の方にも安心して検査していただけます。
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  • CT検査

    当院ではマルチスライスCTを導入しています。マルチスライスCTの特長は、頭部・胸部・腹部など全身を撮影することができます。
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臨床検査室

医師の指示の下、血液や尿、便などの検体を使って検査をしたり、心電図、エコーなどを検査をするのが臨床検査技師の仕事です。
常に新しい知識と技術を身につけるよう努力し、患者さんに信頼される、正確な検査データを求めるようにしております。

検査の種類
  • 脳波検査

  • 心電図検査

  • 超音波検査

  • 尿検査

  • 血液検査

  • 光トポグラフィー

    当院では、光トポグラフィー検査装置を導入しております。 今後の検査の日程や、検査予約のお申し込み方法などにつきましては、あらためてご案内をさせて頂きます。
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  • TMS治療

    当院では、TMSを導入しております。今後の治療の日程や、治療予約のお申し込み方法などにつきましては、あらためてご案内させて頂きます。
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人工透析室

近年、人工透析を必要とする精神疾患や認知症の患者さんが増えてきております。当院におきましては、このことにお応えできるよう、平成24年6月に最新の機能を有する透析装置を導入して新たに人工透析室を整備し、各医療機関からの患者さんを受け入れております。
週に3回透析を受け続ける患者さんの苦痛を和らげ、穏やかに過ごしていただけるよう、スタッフ一同心掛けております。
医療機関の皆様には、人工透析を必要とする精神疾患や認知症の患者さんの入院のご紹介を下さいますようお願い申し上げます。
(人工透析装置24台)

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作業療法室/OT

心が動けば体も動く、体が動けば心も動くO:面白くなくちゃOTじゃない、T:楽しくなくちゃOTじゃない 心が動けば体も動く、体が動けば心も動くO:面白くなくちゃOTじゃない、T:楽しくなくちゃOTじゃない

をスローガンに、病棟内での生活で、作業を通して様々な活動を行い、みなさんが充実した生活が送ることが出来るようお手伝いしております。

OT

■作業療法の目的

  • 1.自分らしさを大切に・・

    個々の困ったこと、希望に添ったプログラムを一緒に考えます。
    自己表現出来る活動や機会を設けます。
    できていることを確かめ、自信がもてるよう支援します。

  • 2.心と身体の健康に・・

    気分転換し、趣味を広げる機会となります。
    規則正しい生活を送るきっかけとなります。
    体力を付ける活動もあります。

  • 3.人との関係を円滑に・・

    人と交流する機会が増えます。気の合う友人が出来るかもしれません。

■プログラム内容

  • 自由学習:漢字・計算などのドリルや自分で勉強してみたいもの
  • 創作活動:ぬりえ、習字、折り紙など
  • スポーツ:卓球、風船バレー、パターボウリング、散歩など
  • レクリエーション:カラオケ・ビデオ鑑賞・ゲームなど

臨床心理士室

心理室では、毎週月曜日と金曜日、臨床心理士等の心理臨床における専門スタッフが1名ずつ、計2名勤務しております。
カウンセリングを始めとする心理的援助、また、各種心理検査を行っており、 外来への通院に合わせて来談することができます。 医師の診察を受けていただき総合的に判断の上カウンセリングとなりますので、ご希望の方は医師にご相談下さい。
また、カウンセリングの内容につきましては、各心理士の専門がありますので、直接ご来談いただくか、お電話等にてお問い合わせください。

  • 予約受付時間
    9:00〜16:00

栄養管理室

食事の楽しみを取り入れながら、安全かつ適正な美味しい食事を提供するよう心掛けております。

  • 給食管理

    当院は、入院時食事療養(I)の届出を行っており、管理栄養士及び栄養士によって管理された食事を適時適温で提供しております。

  • 献立

    季節感を盛り込み患者さんに喜んで頂ける食事作りを心掛け、様々な行事食も取り入れております。
    ※そば打ち実演・握り寿司・バイキング・芋煮会・松花堂弁当など

  • 栄養管理

    患者さんの栄養状態を評価し必要に応じて細かい個別対応を行っております。

  • 栄養指導

    医師の指示のもと、食事療法が必要な外来・入院患者さんへ指導を行っております。

地域医療連携室

当院は、地域医療機関や保健福祉機関との相互理解を深め、患者さんのさまざまな問題解決に取り組み、安心できる医療サービスを提供します。

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事務部門

医事課

医事課の業務として主なものは受付業務と保険請求です。正しい保険請求を目指すのは勿論ですが、それ以上に様々な悩みを抱えて精神科を受診する患者さんの不安を和らげ安心して診察を受けて頂けるよう患者さんの立場に立って対応することを心掛けています。その為に他の部署も含めた職員間の連携を密にし、患者さんに適切に情報を提供できるようにしております。

受 付

患者さんにとって一番最初に接する場所であり「病院の顔」となる大切な所です。いつも「笑顔」で「やわらかい印象」を大切にし、患者さんの症状にあった対応を心掛けております。外来スタッフとの連携を密にし、患者さんにとって「より良い空間創り」と「満足のいく診察へのサポート」を提供しております。

経理課

経理課の業務は、月次決算・給与計算・財務などが主な業務となりますが、それぞれに正確かつ迅速さが要求されます。そのために必要な基礎的知識の習得は不可欠であり、法令の改正への対応についても迅速に対応できるよう社会保険労務士・本部財務と情報の共有を図りながら業務に務めております。明瞭かつ正確な経理を行うことが病院運営上重要であり、各部署とも連携を密にし、日々の業務に取り組んでおります。

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